最後のキャバレー

私のバンドマン人生は、19歳から始まりました。

その頃の新宿歌舞伎町は二つのバンドが交互に切れ目なく演奏し、フロアーではダンスやショーが演じられ、それはそれは華やかな社交場でもありました。

でも、それは長くは続かず、キャバレーの閉店も徐々に始まり、バンドマンの失業も進み、最後のキャバレーとなったのは、ラセーヌだったように記憶しています。

今は、生演奏の聴ける店が、とても貴重ですね。